【日本三大馬刺し】有名どころ3県の違いや特徴を徹底解説!

最近では通販で手軽に購入できるようになってきた馬刺し。スーパーなどで見かけることも増えてきましたね！

ただ、馬刺しは生ものということもあって、産地をチェックしてから購入する方も多いのではないでしょうか。せっかくなら有名どころの美味しい馬刺しが食べたいと思うもの。

馬刺しは熊本が有名だよね!
熊本以外にも有名な馬刺しの産地はあるの?

もちろん！
「日本三大馬刺し」っていわれる馬刺しの有名な地域があるよ！

熊本県が圧倒的に有名な馬刺しですが、日本国内には熊本以外にも馬刺しの有名どころがあります。地域ごとに特徴も違うため、どこ産を選ぶかで馬刺しの楽しみ方も変わってくるんですよ！

この記事では、馬刺しの有名どころ「日本三大馬刺し」について紹介します。
それぞれの地域ごとに特徴があり、同じ「馬刺し」でもところ変われば楽しみ方も違うことがわかるはずです。

それぞれの特徴を知った上で馬刺しを選ぶのも楽しみのひとつ。
ぜひ、馬刺し選びの参考にしてください。

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馬刺しの有名どころ「日本三大馬刺し」

馬刺しの有名どころ「日本三大馬刺し」の3県はこちら。

それぞれ地域ごとの特徴を紹介します。

馬刺しの生産量・消費量ともに日本一を誇る熊本県は、自他共に認める馬刺しの有名どころ。
熊本県民の生活にも馬肉料理が浸透しているほど、馬刺しがかなり身近な存在です。

スーパーでの馬肉販売はもちろん、馬肉専門の精肉店も多く、飼育から販売までを行っている販売店もあるんですよ。さすが、日本一の県！

熊本の馬刺しの特徴は、サシが多いこと！
いわゆる「霜降り」の肉ってことね！

熊本で育てられている馬の種類に関係しています。熊本では重種馬といわれる体格の大きな馬が育てられているのです。

競馬とかでよく見るシュっとした馬よりも少しふっくらした馬が「重種馬」。体が大きくなる分サシが入りやすいんですよ！

馬刺しはあっさりで淡泊ってイメージがある方も多いのではないでしょうか？しかし、熊本のサシが入った霜降り馬刺しは脂のノリがよく、しっかりと甘みを感じられるものが多いのも特徴です。

熊本県の馬刺しの特徴

「馬刺し=熊本」のイメージ通り、熊本にはホントにたくさんの馬刺し販売店があるんだよね！
その中でも私のイチオシは菅乃屋！

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実は会津も馬刺しが有名なのはご存じでしたか？

会津で馬肉を食べられるようになったのは1868年の戊辰戦争からです。負傷した戦士たちを治療していた医師が牛肉や馬肉を食べさせたことが始まりです。

その時は生では食べることはありませんでした。生で食べられるようになったのは昭和に入ってからです。プロレス復興で会津を訪れた大プロレスラー力道山が、持参したタレをつけて馬肉を生で食べ始めたことが始まりだそうです。

会津の馬肉の特徴はそのお店オリジナルの辛味噌です。味噌をベースに唐辛子やにんにくなどを合わせます。それを醤油に溶かし馬刺しにつけて食べます。

会津の馬刺しはあっさりとした赤身が特徴的です。味噌の奥ゆかさとピリッとくる唐辛子がより、赤身肉のおいしさを引き立てます。あえて、辛味噌なんてちょっと大人な食べ方な気がしますね。

長野県はりんごだけではなく馬刺しも有名なんてびっくりですよね！熊本県や会津など同じように古くから馬肉文化があったそうです。

また、長野県が2013年に長寿日本一になったことがあります。その時、「週刊新潮」が「馬刺しを食べたことが長寿の秘訣だった」と報じているほど、身近で馴染みのある食材です。

馬刺しは低カロリーで高たんぱく質で健康に良い食材です。栄養価も高く、カルシウムや鉄分、ビタミン、ミネラルも豊富とされています。

特に女性にはとてもうれしい栄養成分ばかりです。おいしいのに栄養も取れてかつヘルシーなんてこれほどにうれしいことはありません。毎日でも食べたいところですが、お値段が鶏肉や豚肉と比べて高いです。健康になるためにはお金がかかりますね。自分のお財布と相談しましょう。

馬刺しは赤身肉のイメージですよね。もちろん、赤身肉もおいしいですが、熊本県、会津、長野県では珍しい部位も食べられています。

タン刺し、レバ刺し、ハツ、ホルモンなどどれも希少部位で新鮮な状態で提供できる環境があるからこそ楽しめる一品です。赤身肉だけじゃない馬肉の魅力に気付けるかもしれません。

その土地ならではの特徴的な食文化に発展してましたね。今の時代はネットショッピングをすればなんでもそろってしまう時代です。しかし、それぞれの食文化に触れられるのは現地に足を運んでこその特権だと思います。ぜひ、現地に行って堪能したいものですね。