居酒屋でいただく馬刺しは解凍されて提供されていますが、お家でいただく場合は冷凍されているものを買います。
しかし、馬刺しは生肉のまま冷凍されています。正しく解凍されていなければ、食中毒の可能性があるでしょう。
また、冷凍されていれば半永久的に安全ということでもありません。
この記事では、正しい冷凍・解凍の知識と馬刺しの美味しい食べ方についてご紹介します!
正しい知識を身につけて安心・安全に馬刺しを堪能しましょう!
馬刺しの冷凍は基本である
馬刺しは冷凍で流通させるのは基本です。
1番のポイントはこちら!
ザルコシスティス・フェアリーによる食中毒のリスク低下
ザルコシスティス・フェアリーとは?
- 馬に寄生する虫
- 下痢や嘔吐、腹痛の症状がみられる
- 症状は軽度で回復する
予防するためにも-20℃で48時間以上冷凍されていることを確認しましょう!
馬刺しの正しい解凍方法
馬刺しの正しい解凍方法についてご紹介します!ぜひ、参考にしてください。
氷水を使用した方法
一番おすすめの方法です。
- ボールを用意し、氷水を準備する
- 真空パックのままボールに入れる
- 大きさによって10~30分放置する(半解凍)
- 表面が柔らかくなったら取り出す
- お好みの厚さにスライスする
ゆっくりと時間をかけて温度変化を最小限に抑えることで美味しさがキープされたまま、解凍することができます。
流水で解凍する方法
急いでいるときにおすすめです。
- ボールを用意し、水道水を流す
- 真空パックのままボールに入れる
- 水道水を当てながら5~15分様子を見ながら放置する(半解凍)
- 表面が柔らかくなったら取り出す
- お好みの厚さにスライスする
流水の解凍方法はあまりおすすめしません!氷水で解凍するよりも流水で解凍した方がドリップが出やすくなるからです。ドリップには馬刺しの旨味が溶け込んでいます。もったいない!
解凍に温度差は厳禁です!時間に余裕をもって、氷水で解凍しましょう!
イメージしやすいように動画をご用意しました!ぜひ、ご覧ください。
馬刺しの美味しい食べ方
おすすめの食べ方はこちら!
- 刺身
- 焼肉
馬刺しを最大限楽しみましょう!
刺身
刺身は1度味わうとクセになります!
- 赤身本来の旨味を堪能できる
- 刺身ならではの弾力を楽しめる
- タレと薬味で美味しさ無限大
馬刺しの良さは生で食べられるところです。また、あっさりとした味わいなので、タレや薬味でアレンジ満載なのは間違いありません!
- 甘口醬油
- ごま油
- 卵黄
- にんにく
- しょうが
- たまねぎ
お気に入りの食べ方は見つかりましたか?ぜひ、ご賞味あれ!
馬刺しにつけるタレや薬味については、こちらの記事もおすすめです!
焼肉
馬刺しは食べてみたいけど生肉は苦手という方は焼肉がおすすめ!
- 香ばしさがプラスされる
- 肉の繊維感が増し、ほぐれる食感に変わる
- 火を通すから安心して食べられる
焼肉では、塩で食べるのがおすすめです!馬刺しの脂の旨味を感じることができます!
馬刺しのアレンジレシピはこちらの記事も参考にしてみてね!
馬刺しの冷凍は万能保存法ではない
冷凍は万能ではありません。確かに冷蔵と比べて格段に保存期間は伸びますが、良い事ばかりではないです。
冷凍によるメリット・デメリットについて説明します。
冷凍するメリット
冷凍するメリットは以下の通りです。
- 保存期間が延びる
- 美味しさをキープすることができる
- 食中毒の原因となる細菌が死滅する
- 好きな時に解凍して食べることができる
賢く活用出来れば節約にもつながります!
冷凍するデメリット
冷凍するデメリットは以下の通りです。
- 冷凍やけする可能性がある
- 食材によって向き不向きがある
- 解凍方法を間違えると素材の良さがなくなってしまう
- 一度解凍してしまったら食材を使い切らなければならない
- 再冷凍すると食中毒のリスクが高くなる
- 永遠に冷凍保存できるわけではない
上記でも書いたように永遠に冷凍保存できるわけではありません。冷凍しても早めに食べることを心掛けましょう!
まとめ
- ザルコシスティス・フェアリーを予防するには冷凍が鉄則
- 多く馬刺しは中心温度-20℃で48時間以上冷凍されて提供されている
- 氷水解凍で美味しさキープ
- みんなに食べてもらいたいのが刺身!
- 冷凍のメリット・デメリットを理解しよう
冷凍は日常生活でも役に立つことができる保存方法です。しかし、私たちが使用している家庭用冷凍庫は業務用の冷凍庫に比べて保存温度が高い場合があります。長い期間冷凍庫しておくのは注意が必要です。正しい知識で理解を深め、安心安全に楽しみましょう!
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