馬刺しといえば会津と熊本?どっちが有名なのか違いを徹底検証!

そういえば馬刺しっていろんな地方で有名な場所があるよね。熊本とか福島の会津ではたくさんの馬刺しのお店があるって聞いたことがあるよ。どっちの馬刺しの方が美味しいのかな?

ゆか

馬刺しが有名なところはたくさんあるけど、特に国内では会津と熊本の馬刺しは有名よね。でもどちらの馬刺しも実は特徴があって、違うところがあるのよ!

馬刺しの違い気になりますよね?馬刺しは地方によって特徴があり、馬の育て方から千差万別です。みんなが大好きで人気のある馬刺しですが、今回は東北地方にある福島県会津と九州地方の熊本県の馬刺しの違いを検証してみました。

美味しい馬刺しを食べたい〜!

この記事を読み終わる頃には馬刺しについて詳しくなれるでしょう!

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会津と熊本の馬の種類

馬刺しの違いについて知るためにはまず、会津と熊本の馬の種類について説明していく必要があります。なぜなら、馬の違いが馬刺しの味の違いになるからです。

え?馬刺しって全部同じ味じゃないの?色が違う馬は見たことがあるけど。

ゆか

そうなの!馬にもいろいろな種類があるから、馬によって馬刺しの味も変わるのよ。

東北が生んだ競走馬!会津の軽種馬けいしゅばについて学ぼう。

国民的ヒーロー、力道山が生の馬肉にタレをつけて食べ始めたことで馬刺しを食べるようになった会津ですが、どんな馬を育てているのでしょうか?ここでは、会津の特徴的な馬、軽種馬について説明していきたいと思います。

軽種馬…体重が約400kgから500kgのスマートな体格の馬。繊細でちょっとした物音にも反応するなど、デリケートな部分がある。足が細くて、筋肉質なので走るのも早い。世界一早い競走馬として有名なサラブレットは軽種馬と呼ばれている。

これが軽種馬か〜。サラブレットって言葉は聞いたことがあるよ!軽馬種は競走馬として有名なんだね。

ゆか

そうよ!ちなみに、競走馬が食べられるわけではなく食用として食べられる軽種馬とサラブレットは別物として分けられているのよ!

また、生後6ヶ月の仔馬は母馬と別々に暮らして約一年かけて育成させられます。その後、競走馬として再度育成させられます。

体格の大きさは馬の中で随一!熊本の重種馬じゅうしゅばについて知ろう。

次に、熊本県の重種馬について解説していきます。

重種馬…体重は約800kgあり、大きい馬になると1000kg近くなることもある。足が太くて体格が大きいが、見た目と違い性格は温厚である。元の品種はブルトン、ベルジアン、ペルシュロンの3種類が存在する。

重種馬は、軽種馬に比べて大きいね。体重も軽馬種の2倍近くあるのか〜。

ゆか

重種馬は体も大きいから、重い荷物の運搬等にも利用されていたそうよ。

重種馬はその体格の大きさを生かして、ばんえい競争というそりを引いて力と速さを争うレースに利用されています。現在は唯一北海道でばんえい競走が行われています。

ここまで、馬の違いについて話してきましたので、次は会津と熊本の馬肉の生産量について解説していきたいと思います。

会津と熊本の馬肉生産量

会津と熊本の馬肉の生産量にはどんな違いがあるのでしょうか?表で比較していきたいと思います。

1位 熊本県2,316トン
2位 福島県1,107トン
3位 青森529トン
4位 福岡県385トン
5位 山梨県263トン
引用:平成27年度農林水産省 馬肉関係

熊本の馬肉の生産量は全国で1位となっており、福島が2位となっています。1位の熊本県は生産量だけでなく、消費量も全国1位となっております。

ゆか

ただ馬肉の生産量は平成9年度をピークに年々減少傾向にあるのよねー。

では最後に会津、熊本のそれぞれの馬刺しの特徴について紹介していきたいと思います。

やっと馬刺しの違いについて分かる!

会津、熊本馬刺しの特徴を理解しよう!

馬刺しは軽種馬、重種馬で味の違いがあります。これからそれぞれの特徴を踏まえて馬刺しについて説明していきたいと思います。

馬の種類については分かったけど、それが馬刺しの味にどんな変化があるのかな?

低カロリーで食べやすい!会津の馬刺し

会津で育てられた馬は、軽種馬で体重が軽くスマートです。競走馬として育てられているだけあり、赤身が多くとっても低カロリーなので食べやすいことがが特徴です。他にもカルシウムや鉄分なども多いので疲労回復にも効果的です。

ゆか

会津の馬刺しはカロリーが低くて味があっさりしてるから、女性には嬉しいわね。でも食べすぎちゃうとよくないから程々にしないとね。

ちなみに会津の馬刺しは、辛味噌で食べるのが基本です。また、会津は日本酒が有名で古くからの歴史があります。地元民の人達は旨みのある福島のお酒と馬刺しを食べるのが一般的です。

引用:YouTube 和食の料理人 まんまら郎

ガッツリ食べてお腹いっぱいになりたい!熊本の馬刺し

一方熊本で食べられる馬刺しには霜降りがあるのが特徴です。重種馬で大きい馬なのでサシがいっぱいあり、カロリーが会津の馬刺しと比べて高めです。また、馬の餌には穀物を使っておりこれがお肉にサシができて柔らかい肉質になります。

熊本の馬刺しは会津と比べてトロッとした食感らしいね!僕はサシの入ったお肉を是非食べてみたいね。

熊本の馬刺しはすりおろしたニンニクと生姜をつけて食べるのが一般的です。サシの入ったお肉との相性は抜群です!

引用:YouTube 馬刺しの極み

熊本は「水の都」と呼ばれているほど水が豊かな土地として知られています。地元の水と米で作られた「球磨焼酎」が馬刺しの味をより引き立ててくれます。

まとめ

ここまで会津と熊本の馬刺しの違いについて解説しました。

  • 会津と熊本は軽種馬と重種馬に別れており、それぞれ育て方が違う
  • 馬肉生産量1位は熊本、2位は福島である
  • 会津と熊本は馬刺しに特徴があり、食べ方も異なる

同じ馬刺しでも、環境が変わればここまで違いが変わることが分かりました。みなさんも是非会津と熊本の馬刺しを食べてみてください!

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