馬刺しでみる「フタエゴ」ってどこの部位?美味しい食べ方に迫る!

みなさんは「フタエゴ」と聞いてなにを思い浮かべますか？大半の方は「それは日本語ですか？」と疑問に思うことでしょう。

私も初めて聞いたときは何のことかわかりませんでした。

「フタエゴ」とはズバリ！馬肉の部位のことです！

牛肉や豚肉の部位ならなんとなくわかる方もいると思いますが、馬肉に詳しい方はなかなかいないのではないでしょうか。

この記事では、「フタエゴ」という部位がどこなのか、また、フタエゴのおすすめの食べ方までご紹介します！

フタエゴってどこの部位？

フタエゴとは？

フタエゴは赤身と脂身を一緒に楽しむことができる珍しい部位だよ！

フタエゴは私たちの身近でいうバラ肉の部位にもかかわらず、馬刺しの醍醐味でもある赤身も楽しめるなんて一石二鳥な部位です！ぜひ、みなさんにも味わってもらいたいものです！

フタエゴの美味しい食べ方

私がおすすめするフタエゴの食べ方はこちら！

希少部位だからこそ、素材を味わう食べ方が一番！

フタエゴの刺身

やはり、定番の刺身は外せません！

フタエゴは白と赤のコントラストがきれいな部位です。あえて薄くスライスすることで、脂身が口の中でほどよく溶け出します。

こちらの動画は切り方から食べ方まで教えてくれます！ぜひ、ご参考に！

脂身の旨味をより感じるためには、薬味選びも重要！さっぱりと頂きたい場合はおろし生姜、より濃厚に頂きたい時には卵黄やごま油がおすすめ！

フタエゴのユッケ

ユッケは赤身だけの特権ではありません！フタエゴのユッケも絶品です！

ユッケにするときはブロック状に切るので、刺身の時よりも赤身のコリコリとした弾力を味わうことができます。赤身と脂身が合わさって口の中でマリアージュされるでしょう。

馬肉の脂は太りにくい

実は馬肉の脂は太りにくいんです！
馬肉はもともと低脂質であることが有名ですよね。ではなぜ、低脂質といわれるのでしょう。

それはズバリ！脂質の成分に違いがあるのです！

脂質は2種類に分けられます。

「酸化」とは身体の中が錆びついてしまうこと。身体の中の細胞を傷つけてしまいます。それがしみやしわ、動脈硬化などの原因になるのです。

馬肉はなんと！身体に良い脂の不飽和脂肪酸が多く含まれているの！

なんで、脂なのに身体に良かったり、太りにくくなるの？

不飽和脂肪酸は体脂肪になりにくい脂だから！不飽和脂肪酸はコレステロールを下げてくれたり、高血圧予防にもつながるんだよ！

身体に良いからといって食べ過ぎはよくありません。適量を意識しましょう。

フタエゴの名前の由来

「フタエゴ」は2つの意味から成り立っています。

脂が赤身を挟んで2層になっていることから「フタエゴ」と呼ぶようになったと言われています。

昔の言葉は面白いですね。

まとめ

1. フタエゴは馬肉の希少部位
2. フタエゴは牛肉や豚肉だとバラ肉の部分
3. 美味しく味わうなら刺身＆ユッケ
4. 馬肉は身体に良い脂を含んでいる
5. 「フタエゴ」は意味がある

フタエゴはなかなかお目にかかる機会も少なく、馬刺し好きでないと知らない方も多いと思います。馬肉は牛肉や豚肉と違った特有の部位が存在するため、みなさんにも他のお肉にはない馬肉の魅力を感じてほいです。

居酒屋で食べられることは少ないので、ぜひ、現地に行って楽しみたいものです。